詩歌

和歌・辞世を学ぶ

長井雅楽

 今さらに 何をか言わむ 代々を経し

  君の恵みに むくふ身なれば

 君がため 捨つる命は 惜しからで

  ただ思はるる 国のゆくすえ

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 善かれと思って動いていたことが、状況が変わり自決に追い込まれたという。

討幕派にとっては至極当然の処置なのでしょう。

同じ辞世を3人が遺したことになるが、誰の歌か特定できたのが最近のようだ。

これも歴史の面白いところなのでしょう。

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幕末の二大巨頭が愛した短い歌を残した長井雅楽(うた)。

長井雅楽の最期が悔しすぎる!長井雅楽と吉田松陰の生き方から学ぶ

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