詩歌

和歌・辞世を学ぶ

朋誠堂喜三二

 死にたうて 死ぬにはあらねど お年には 御不足なしと 人やいふらん

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 恋川春町と組んで黄表紙の出版を重ねていたという。

春町は『鸚鵡返文武二道』を刊行するが『鸚鵡言』を著した松平定信を揶揄しているとも見え、召喚されたが応じず自殺した。

その後、親友の喜三二は名を人に譲って手柄岡持として79で没したという。

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手柄岡持(朋誠堂喜三二)自筆作品並びに関係資料

p125