詩歌

和歌・辞世を学ぶ

白帝城 <李白>

  

朝に辞す白帝 彩雲の間

千里の江陵 一日に還る

両岸の猿声 啼いて住まず

軽舟已に過ぐ 万重の山

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白帝城から江陵まで300㎞、あるいは600㎞との解説がある。

それを1日で下る表現を、千と一で対比させる。

それを猿で喩える。

これぞ漢詩の表現の醍醐味なのでしょう。

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漢詩紹介 公益社団法人 関西吟詩文化協会